料理のご紹介

本物の近海物の金目鯛

2015/11/25

当宿でご予約頂くプランの約7割が金目鯛料理のプランです。

以前は3、4割程度だった金目鯛料理が付くプランですが、最近では感覚的にほとんどのお客様がご指定されるようになりました。その変化に驚き、繰り返しご利用頂くお客様に伺うと、おいしい金目鯛を食べられるところが無くて当宿をご利用頂くというお話をよく聞きます。

お話を伺い伊豆周辺の料理屋さんで金目鯛の煮付けなどを食べ歩いたことがありますが、正直なところ美味しいと思えるようなお店にはほとんど出会いませんでした。値段の張る金目鯛ですので、仕入れ的に難しいとは想像できます。ただ“伊豆に来たら金目鯛“というお客様のありがたいイメージもありますので、お客様の期待を裏切らないような美味しい金目鯛の味を育していけるように頑張って仕入れています。

 

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金目鯛の煮付け

金目鯛の一番おいしい食べ方と言われているのが、この煮付けです。
金目鯛は部位によって味が変わり、煮付けにすると余すところなく召し上がっていただくことができます。甘辛く煮付けた金目鯛は、この地方の郷土料理といってもいいほどポピュラーな料理です。
伊豆に来たのなら、ぜひ味わっていただきたい海の幸の代表料理です!

 

 

 

禅の湯の金目鯛のおはなし


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金目鯛 1.2Kg以上はなぜ?

DSC_2311_1340下田の人に下田の名産って何?と聞くとまず一番にでてくるのが金目鯛。
下田は金目鯛の水揚げ高が全国 No.1 の日本一!
下田の町では金目鯛をおいしく食べられるお店はたくさんあり、金目鯛を使ったコロッケなどのB級グルメも生まれています。

禅の湯が仕入れる金目鯛は一尾1.2kg以上です。金目は大きくないと脂がのらないので、
たっぷり脂がのったサイズでご用意致します。
リピーターのお客様からは『銀座なら1本1万円は下らないよ』というお声を頂きます。

金目鯛の身は深海魚のため、1年を通して脂肪分が多く、いろんな料理にむく白身です。金目鯛は鯛よりも脂が乗っています。
旬は冬とも言われていますが、いちばん脂ののる時期はお腹にたまごのある時期、産卵直前の6月ころとも言われています。
禅の湯が仕入れさせてもらっている渡辺水産さんによると、時期によって美味い不味いもあるけど、大きさによってほうが、
時期よりも美味しさの影響は大きいと言っています。
ちなみに、禅の湯の金目鯛はスーパーや一般の魚屋さんでは流通していない大きなサイズです。

 

地金目、沖金目とは?

[spacer]下田近海で獲れる金目鯛
ひとことで金目鯛と呼んでいますが、市場や料理屋さんでは地金目(じきんめ)、沖金目などと呼ぶことがあります。
これは漁場によって分けられていてそれぞれ特徴があるようです。
いったいどこが違うのか、少し確認してみましょう。

 

地金目鯛

下田の町の飲食店やスーパーなどで見られますが、地金目鯛はわずかでほとんどが沖金目鯛です。そのくらい地金目鯛は貴重なものなんです。
伊豆七島の伊豆大島から神津島にかけての西側で獲られた金目鯛を、特に地金目鯛と呼んでいます。

この地金目鯛の漁場までは、下田の港から約1時間半ほど。地金目鯛は特に脂がのって味も濃く、漁場が近いため鮮度もいいのが特徴です。お店ではお刺身はもちろん煮付けにすることが多いのもこの地金目鯛です!

禅の湯の金目鯛はもちろん、地金目鯛です。
でも、社長は“地金目鯛の仕入れは高い高い”と言って経費削減のために止めようという話がありましたが、せっかく伊豆まで来て美味しい金目鯛を食べずにお帰りいただくのは心許ないということで、高い金目鯛を頑張って提供しています。

沖金目鯛

地金目に対して、更に沖の魚場で獲れた金目鯛を、総じて沖金目と呼んで区別しています。
金目漁は通常1週間ほどの間、海の上で続けられます。現在では船上の保冷技術も上がり、鮮度を落とさずにたくさん保管できるようになったそうです。大量に水揚げされるので、安価に提供され、家庭の味として親しまれる金目鯛です。

(でも、沖金目鯛でも十分高価で普段の食卓に並ぶというよりも、地元の人にとっても特別な魚です。)

 

 

 

 

禅の湯の金目鯛の煮付け


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禅の湯流 旨みダレ

水で甘ったるく炊く煮付けが多いですが、それでは旨味が消えてしまいます。
当館では金目の出汁を取って、その出汁で旨味を消さないようにふっくらと炊き上げます。

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脂ののった「大型の地金目鯛」と、
金目の出汁でつくる「旨みタレ」のコラボレーション

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せっかく伊豆にいらしたのですから、

「本物のおいしさ」を記憶に焼き付けていただきたい。

それが私たちの願いです。

 

 

金目鯛ってどんな魚?

毎日たくさん水揚げされる金目鯛。
みなさんは金目鯛という魚を知っていますか?金目鯛は鯛という名前がついていますが、マダイやクロダイといった鯛の仲間ではありません。金目鯛は深海魚で、水深400m ~ 600mの水域に棲んでいるそうです。

金目鯛の特徴は真っ赤なきれいな色と名前の由来にもなっている、金色にも見えるぎょろぎょろしていて大きな目。この大きな目は反射板の役目を持っており、深海の僅かな光でもエサが見えるようになっているそうです。
実はこの金目鯛の真っ赤な色、海の中では赤くないそうです。漁師さんに聞くと、釣り上げたばかりの金目鯛は背中の部分だけが赤くて、全体的には銀色だそうです。

深海魚でありながら、鯛の名を付けられた「鯛じゃないのに鯛の魚」なんです。伊豆地域ではお祝いの魚になっていて、お食い初めや正月などに出てきます。赤くて目立たい感じがして、大きくて豪華な所が好かれている理由だと思います。

金目鯛の身は深海魚のため、1年を通して脂肪分が多く、いろんな料理にむく白身です。金目鯛は鯛よりも脂が乗っています。旬は冬とも言われていますが、いちばん脂ののる時期はお腹にたまごのある時期、産卵直前の6月ころとも言われています。

※但し、禅の湯が仕入れさせてもらっている渡辺水産さんによると、時期によって美味い不味いもあるけど、大きさによってほうが、時期よりも美味しさの影響は大きいと言っています。ちなみに、禅の湯の金目鯛はスーパーや一般の魚屋さんでは流通していない大きなサイズです。

 

 

金目漁の盛んな港町 下田

DSC_2314_1340下田港に水揚げされる金目鯛
金目鯛の漁がとても盛んな下田ですが、漁港には金目船と呼ばれる、金目漁のための漁船が数多く停泊しています。下田の町にはこの金目漁に従事している漁師さんもとても多く、昭和50年代には金目漁のブームも起こったそうです。
現在下田の金目鯛の水揚げ高は、年間 3,000 ~ 4,000トンといわれ、日本全国で No.1 を誇っています。数字で言われるとピンときませんが、重さでいうとダンプカー300台 ~ 400台分ですね。すごい …。
通称:金眼団地と呼ばれる地域(鍋田団地)があって、金目鯛の漁船(金目舟)に乗って稼いだ人々が集まっています。まさに下田のゴールドラッシュです。
最近では、下田の金目鯛VS稲取の金目鯛というブランド対決で、下田の金目鯛が過去になく注目されてきています!金目鯛の自動販売機もあるくらいですよ!

 

 

禅の湯の金目鯛

禅の湯の金目鯛は、全幅の信頼をしている渡辺水産から仕入れさせて頂いています。渡辺水産は禅の湯が試行錯誤で探し当てた現在のところ最高の仕入先です。
詳しくは渡辺水産のHPをご覧下さい。

下 田や稲取の海に面していない禅の湯が美味しいものを仕入れられるかというと、元々禅の湯がある河津町は伊豆のへそと言われていて、西伊豆、東伊豆、南伊豆 の地域に1時間以内で行けるまさに“伊豆のへそ”なんです。海と山を結ぶ河津では山からは山菜や野菜、わさび、鹿、猪と旬の食材がふんだんに採れて、海か らはおいしい金目鯛をはじめ新鮮な海鮮が手に入ります。そんな地の利のある河津だからこそ、本当に美味しいものに拘って、探し当てた食材を大切の料理して お客様にご提供しています。

 

 

金目鯛の煮付けのお料理追加

1人前2,200円(切り身となります)
2人前4,400円(2人前で半身となります)